#0008 Web3.0 を語る DAO 資本主義 株式会社 編

web3

こんにちは、IZANAです。

今回はとうとうDAO(ダオ)について書かせて頂きたいと思います。

はじめにの前に

このページを書かせて頂いた張本人の私が読み直した時に、何の話?と思ってしまいましたので

先にDAOのイメージを書かせて頂きます。

日本の歴史の話ですが、人類の歴史は縄文、弥生で狩猟や農耕を行い、そこから江戸までは

士農工商になり、明治から株式会社と歴史の中で人々は生きて行く為の働く形式を変えてきました。

そして、現在の株式会社の次が今回の【DAO】になるんじゃないかと言われています。

(失礼しました。)

それでは初めに

DAOとは?の問いに手短に説明するならば

【非中央集権型】で【自立分散型組織】と言う答えになり

対義語的には【中央集権】【資本主義】や【株式会社】がこれにあたると思います。

知らない方からすれば、何を言っているのか良く分からないと思いますが、

ブロックチェーンやNFTそして今回書かせて頂く、【資本主義】や【株式会社】の

仕組みや考えを知る事で一部DAOの理解が深まると思います。

(ブロックチェーンやNFTについては私も書かせて頂いておりますので、

良かったら参考にして下さい。)

という事で今回は、DAOの概念と対比して分かりやすい【資本主義】や【株式会社】

について語らせて頂きたいと思います。

資本主義とは?

冒頭でお話をさせて頂いた、DAOの概念と比較して分かりやすい【資本主義】について

書かせて頂きたいと思います。

資本主義、そう日本は今、資本主義経済です。

そして、先進国と言われる国々の多くが、資本主義経済で形成されております。

多くの国が資本主義経済という事は、この考えが正しいと思われがちですが、

よく資本主義は【Best】とは言えないが【Better】であると表現されます。

資本主義最高❕とは言い難いが、『良い部分も沢山あるから今の所この方法でいいんじゃない

な感じでしょうね。

資本主義を理解したければまずは、株式会社❕

それでは本題に入りたいと思いますが、まずは資本主義社会の理解を深めるのに必須

株式会社の話をさせて頂きたいと思います。

株式会社の歴史は約400年ほどです。大昔からあったわけでは無いんですね。

(株式会社の考えは1553年のイギリスではじまったとされていますが、17世紀からその考えが

多くに広まったようですので、今回は17世紀の話を書かせて頂きます。)

簡単に大雑把に手短に説明させて頂きます。

1602年にオランダで設立された『東インド会社』が→多くの出資者からお金を集め

→そのお金で船や航路を作り→その船に荷物やお金を積んで航海をして→海外に着き→海外で売り買い

→オランダに戻って買ってきた商品を売り→トータルで儲けたお金を出資者に分配する。

ちょっと回りくどいように思いますが、この時代の船の航海はまだまだ危険が多く、

一人の出資者だけがお金を出して貿易をするにはリスクが高すぎる為、そのリスクを分散させる

株式会社の考えが広がっていきました。

海外のこの株式会社の考えを日本に持ち帰り(今度1万円札の顔になる渋沢栄一、有名ですね)

今現在多くの会社が、株式会社で運営されています。

株式会社の考えを簡単にまとめる

①会社を興す(スタートアップ)為に、

②周りの人からお金を集めその代わりに株券を渡す、

③会社が儲けた利益の中から株券の持ち主に還元する

これが株式会社の仕組みと流れです。

本題の資本主義とは?

商売を始めたい人に、他の人がお金を出し、その商売で儲けた分を分配する。

これが代表的な株式会社の考え方ですが、その商売にお金を出す人の事を資本家と言います。

お金のない人でも自分に出資してくれる資本家が見つかれば、誰でも商売ができ

商売で儲ける人が増えれば日本が発展していき、皆が幸せになれる。

これが資本主義社会の考えですね。

資本主義の裏側

ここで一つ問題です。

株式会社で一番偉い人は誰でしょう?

社長?管理職?平社員?

正解は、資本家です。

これはつまり、誰の為に株式会社があるのかと言う問いに対して、資本家の為に会社がある

と言う答えになるという事です。(極論ですが)

会社の創業者の社長が100%の株を持っている会社で、通常の流れにそっていれば、

社長に利益が行き社員に分配され問題は起きないないと思いますが、

その会社で働いてもいない資本家に頭を下げ、文句を言われ、挙句利益を持っていかれる

(あえてひどい表現で書いております。決してすべての資本家がそうだという事では有りません)

どうでしょう?

全てがこれと言っているわけでは有りませんが、

これが私たちが今生活している資本主義経済の裏側の一部です。

最後に

如何でしたでしょうか?

株式会社と資本主義について書かせて頂きましたが、この資本家が中心になっているのが

初めに書かせて頂いた【中央集権型】の一例です。

(Web2.0の世界の話であるならばGAFAが中央集権っだったりもします。)

その中央集権型の対義語が、中央が居ない【非中央集権型】つまり【DAO】になります。

よくWeb3.0(DAO、ブロックチェーンを含む総称)がGAFAを駆逐する

なんて書かれているのはこのためです。

という事で今回はここまでにさせて頂きたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。

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